マイクロソフトTEAMSによる心エコーカンファレンス
横須賀市立うわまち病院では、毎週心エコーカンファレンスを循環器内科、心臓血管外科、生理機能検査科とで行っています。一週間でみられた特徴的な症例などについて検討、情報共有するのが目的ですが、新型コロナウィルスパンデミックの影響で院内の、カンファレンスも心臓血管外科カンファレンスだけでなく、心エコーも... 続きをみる
横須賀市立うわまち病院では、毎週心エコーカンファレンスを循環器内科、心臓血管外科、生理機能検査科とで行っています。一週間でみられた特徴的な症例などについて検討、情報共有するのが目的ですが、新型コロナウィルスパンデミックの影響で院内の、カンファレンスも心臓血管外科カンファレンスだけでなく、心エコーも... 続きをみる
心臓血管外科医は専門医更新のため外科学会総会には五年に最低一回は参加する必要がありますが、積極的に演題発表をする医師が少ないためか、心臓血管外科関連のセッションは非常に少ないみたいです。おそらく演題が集まらなかったのでしょう。筆者も今回二十年ぶりくらいに本日発表しますが、一般演題やポスターセッショ... 続きをみる
第121回日本外科学会総会にあわせて第29回日本大動脈外科研究会が4月9日に開かれました。今回はオンライン開催となってしまったため会場で直接演者の先生たちと意見交換したりすることはできませんでしたが、その代わり、自宅で夕食を食べながら視聴でき、それも一つの学会の新しい参加の形だと思いました。 ... 続きをみる
朝の時間のまともな唯一のニュース「モーサテ」ですが、昨日4/5のニュースも内容が凝縮、盛りだくさんでした。 その中で、アメリカ、ニューヨークでのワクチン接種について、キャスター自らがモデルナ製のワクチン接種している様子をVTRで映しておりました。 筋肉隆々のメディカルスタッフに左肩にShotされま... 続きをみる
横須賀市はいろいろと魅力のある土地ですが、特に子育てに関しても魅力ある施策を現市長になってから行われています。もちろん自然が多く、それに関連した公園など環境面も魅力の一つですが、現実としては医療費が無料、不妊治療も補助がある、ということが他の市町村よりも非常に優遇されています。 子供の医療費が... 続きをみる
来週の日本外科学会総会に合わせて大動脈外科研究会が開催されます。毎年外科学会総会の日程終了後に心臓血管外科医が集まって懇親する機会にもなっておりましたが、残念ながら今年はオンライン開催になってしまいました。 今年のテーマはShaggy Aortaに対する手術で、横須賀市立うわまち病院からもSh... 続きをみる
肺塞栓症や肺水腫などで肺の酸素化能が低下した状態では、酸素化されていない血液が冠動脈に流れ込むことで心不全になったり、脳の低酸素ダメージが発生します。こうした心肺不全の状態を緩和する究極の循環補助が、V-V+V-A ECMO + Impellaです。ヴァヴェクペラと呼ぶそうです。肺の酸素化を改善... 続きをみる
横須賀市立うわまち病院での急性大動脈解離の緊急手術は年間10例前後です。横須賀市内には当院以外に、横須賀共済病院にも心臓血管外科があるので、この二施設で急性大動脈解離の緊急手術が行われており、それぞれの施設でほかの手術中だったりしてすぐに対応できない場合は患者さんを紹介して、どちらかの施設で緊急... 続きをみる
大動脈弁狭窄症に対するスーチャレス弁(縫わなくてよい人工弁)は短時間で人工弁の移植ができるためRapid Deployment Valveともいわれます。現在市販されているものとして、Edwards Scientific社のIntuityと、LivaNova社のPercevalがあります。横須賀... 続きをみる
今年の日本冠動脈外科学会は山口県で行われます。毎年、魅力ある地方都市で行われることが多いこの学会は個人的にはニッチな部分につて議論が行われることが多いので好きなのですが、この新型コロナウィルスパンデミックの影響で昨年は開かれませんでした。同じような学会で冠疾患学会というのもあるので、今後一緒にな... 続きをみる
横須賀市立うわまち病院の敷地内にある桜も満開です。一日も早く花見が皆でできる日を待ちのぞみんでます。
大動脈弁置換術においての最近のトピックとして、新しくスーチャレス弁が発売され、臨床使用できるようになりました。 Self ExpandingのPercevalと、Magna弁の下にあるカフを圧着させるIntuityがあります。横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では、より手術時間の短縮を目指して... 続きをみる
ようやく緊急事態宣言解除ですが、宣言中も多くのCOVID-19患者が発生しており、このあと飲食店の制限がとれてしまうと更に感染拡大がすすんでしまうのではないでしょうか。早くワクチンがいきわたって防御態勢を構築するしかないと思います。早くマスクのいらない日常がもどってくれることを待ち望んでいます。
MICSとは、創が小さい、時間が短い、という重要な因子がありますが、 なかでも手術時間を短くするには 不要な操作をそぎ落とす マインドフルネス:所見をありのままにとらえ、今行うべき操作を明確に定義し、遂行に集中する 直視、ロボット、鏡視下、手術時間は4時間で終わるならどの方法でもよい と、この道の... 続きをみる
最近はオンラインの講演会も増えています。ウェビナーなどと呼んでもいますが、自宅にいながら、学会場に行かなくとも専門家の話が聞けるという非常に便利な時代になったものです。 新型コロナウィルスの影響でこのようなオンラインカンファレンスの普及は加速したように思います。 講演会の内容への質問はチャッ... 続きをみる
Redo Bentall手術。心臓外科の手術の中で、最も大きな手術の一つとも言えます。Bentall手術は大動脈基部再建術の主な術式で、主にバルサルバ洞および大動脈弁輪が拡大して大動脈弁逆流を起こす病態に対して、バルサルバ洞を含む大動脈基部を大動脈弁ごと再建する手術です。この手術の難しさは、出血... 続きをみる
心臓手術後の患者さんは新型コロナウィルスワクチンを打っていいの? こんな質問をこの一か月以上、外来のたびに多くの患者さんにされます。テレビでは連日新型コロナウィルスのニュースが番組の最初、しかもおそらくニュース部分の半分近くを占めています。その中でも、最近はワクチンの副作用の話題ばかりを取り上... 続きをみる
胸部外科学会関東甲信越地方会が本日行われています。今回は完全オンライン開催となっています。参加者はだんだんオンラインのこうした学会に慣れてきた感がありますが、聴講者からの質問ができないのがイマイチです。せっかくのZoom会議なのが、チャット機能が閉鎖されて視聴者がディスカッションに参加できません... 続きをみる
第49回日本血管外科学会総会の演題採用通知がきました。今回は、腋窩動脈送血を安定した送血路とするための工夫と教育というテーマで、特に横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では腋窩動脈送血についての教育を重視しており、普段のその注意点などについて報告使用と思います。残念ながら今回はオンライン開催で、ライ... 続きをみる
いよいよ三次元内視鏡システム納入されました!これにより、完全鏡視下の低侵襲心臓手術に推進していく予定です。手術の安全性を最優先にしながら、創を小さくして手術侵襲をさらに小さくする予定です。
心臓血管外科カンファレンスでは、Zoomでその週の手術症例報告、術前症例検討、連絡事項などを議題に約30分間行っています。 本日のカンファレンスでは、今週末に行われる胸部外科学会関東甲信越地方会の予演を行いました。これによる質問対策なども行いました。
糸結びは外科医にとって基本手技で、非常に重要視する技術でもありますが、特に心臓外科医は結紮の手技が手術中に多い診療科です。最も結紮する回数が多い手術は胸腹部大動脈瘤でしょうか。 さて、今月からこの外科医の煩雑さ?を少しでも解消できるかもしれない、また、手の届かない場所で難しい部位の結紮が器械で... 続きをみる
三月九日は何の日でしょう?って聞いたら、「感謝の日」と答える人もいました。その心は、サンキュー = 39、だそうです。 しかしながら、いかにもこじつけのようですが、三月九日は脈の日だそうです。不整脈などの治療についてもう一度考えましょう、っていうことでしょうか。
大動脈解離における分類において昨年、新しい表記方法の提案があり、今後は学会発表や論文などでの表記はこの方式に変更していくものと思われます。 A型かB型かと、それに大動脈解離を呈している範囲(Zone0~12)を表記することでより、大動脈解離の実像が分かりやすくなる可能性があります。 たとえば、下行... 続きをみる
再発性多発軟骨炎は原因不明の指定難病で、日本国内に約500人の患者さんがいるそうです。この疾患では大動脈壁の脆弱性から大動脈瘤を形成する可能性があり、その、急速に拡大する大動脈瘤に対してALPSアプローチから上行~弓部~下行大動脈置換術を実施した経験があります。急速に拡大する瘤に対してそれまで軟... 続きをみる
Homans' sign = ホーマンズ徴候は、仰臥位で足を伸ばし、足関節を背屈させると腓腹筋に痛みを感じる徴候です。下肢深部静脈血栓症の際に高率に見られます。 これはDr.John Homansによって提唱されたもので、時々Homans’s signだったり、Homan&... 続きをみる
スーパーでクリオネ売っているの、初めて見ました。氷水に浸した瓶の中に元気に泳ぐクリオネが2~3匹入っているようでした。1980円で、えさや、水の交換も必要なく、冷蔵庫の中に入れておくだけでいいとのことでした。クリオネは一生に一回くらいしか餌を食べないので、必要ないそうで(というのは正しくないとお... 続きをみる
心嚢液貯留を繰り返す慢性心膜炎などの病態では、心嚢内の液体貯留による拡張障害のため浮腫などの体液貯留が慢性化してしまうため、その自覚症状改善の治療として心膜開窓術があります。これは心膜と主に左胸腔、まれに腹腔内の間に穴を開けて心嚢内に貯留した心嚢液を胸腔または腹腔に逃がすルートを作る手術です。胸... 続きをみる
先日の心臓血管外科学会総会の発表の場で、座長の先生に、「相変わらず力業(ちからわざ)ですね」と言われました。しかも、相変わらず、という接頭語できで。 冠動脈バイパス術後の心臓再手術の際に、側方開胸アプローチが有用という発表を行いましたが、CABG後の大動脈弁狭窄症に対するApico-Aorti... 続きをみる
南極観測船しらせが横須賀に帰港しました。年に三、四回は帰ってくるのでしょうか。前回昨年の11月に出向したようなので、三ヶ月が1クールなのかもしれません。ニュース記事では感染予防のため通常寄港するオーストラリアには立ち寄らず直行で帰ってきたとのことです。 横須賀港でみられる有名な船のひとつです。
フェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどスタイリッシュなスポーツカーは、最近の草食系男子には価値がわからないのかもしれませんが、高度成長期からバブル時代を経験した日本人なら誰でもあこがれる存在なはずです。大学生時代、同級生の女子に、「車は男のセックスシンボル」と言われたときにはドキッとしましたが... 続きをみる
ビョーク=シレイ弁、ビョーク-シャイリー弁、ビョーク・シレー弁ともいうようです。アメリカのエンジニアドナルド・シャイリーとスウェーデンの心臓外科医バイキングビョークによって共同発明されたもので、最初は耐久性がよい素材を使用したものとして1971年に売り出されたようですが、ディスクを支持する支柱が... 続きをみる
今回の第51回日本心臓血管外科学会、オンライン開催になり、議論はZOOM上で行われるのを参加者が視聴する形で行われていますが、やはり画面写りを意識して参加している人はまだまだ少ないようです。やはり芸能人のように、常に画面意識をした対応というのはこれからの学会参加にも必要になってくるのではないでし... 続きをみる
COVID-19が世界的に猛威を振るう中、医療の現場では大きな制約、影響を受けています。その中でも学会も例外ではなく、昨年から学会の中止、オンライン開催への変更などを強いられています。今回の心臓血管外科学会総会は本来は京都で開催予定でしたが、残念ながらオンライン開催への変更となりました。2年前の... 続きをみる
重症の肺塞栓症では、肺で酸素化されずに左心房に灌流した血液が、左心室から全身に送り出されるため低酸素血症に陥り、全身状態が悪化します。これに対して通常のECMOでは右房脱血で大腿動脈送血することで、動脈血を酸素化し救命するわけですが、この方式では、大腿動脈からの酸素化された血液は、下行大動脈や弓... 続きをみる
新型コロナウィルスのパンデミックの影響で診療抑制を余儀なくされておりますが、こうして出来た時間を、本日はスタッフ全員で新型コロナウィルスの講習会に充てました。このあと、PPE装着の練習会にも参加します。 出来ることをやる、今しか出来ないことをやる、こうした時期はこれしかありません。
新型コロナウィルスのワクチン接種がいよいよ国立病院から始まるようです。横須賀市の病院では医療従事者の予防接種は三月になってからの開始になるようです。有効率は95%で、摂取が進んでいる地域では新規発病者が激減しているとも聞いています。ワクチン接種がこのパンデミックの切り札になるとすると、これで国内... 続きをみる
肺塞栓症では肺動脈より先に血液が流れなくなるために、その手前の右心系拡大、下大静脈の拡張が起こります。そのため、PCPS(ECMO)は非常に脱血がよくなってかなり高流量を出せることが臨床的な特徴でもあります。肺塞栓症の血行動態に最も合致した治療がPCPSとも言えます。 画像ではCTで下大静脈の... 続きをみる
横須賀市立うわまち病院心臓血管外科は2009年四月に開設以来、12年目となり、横須賀、三浦半島地区の心臓血管外科診療を担ってきました。10年以上が経過し、より地域に定着してきた印象があり、近隣の病院、医院からも紹介されてくる患者さんが増えてきた印象があります。 近年は、緊急手術に対する対応もさ... 続きをみる
足が浮腫んでいりる、といいながら、太いだけなのか、浮腫んでいるのか、区別が難しい場合もあります。 明らかに浮腫んでいると言えるのは、Pitting Edemaといい、指で脛(すね =頸骨)を押すと、ベコッとへこんでなかなか戻らない、低反発スポンジのような状態をいいます。これは指で押された皮下組... 続きをみる
足のむくみで心臓血管外科外来を訪れる患者さんも少なくありません。足のむくみを診るポイントは 左右差があるか、片側かどうか、発赤があるか、局所の痛みがあるか、そして同時に体重の増加があるかどうか、です。 片方だけのむくみであれば、下肢、骨盤の限局的なリンパ流の阻害だったり、深部静脈血栓症によ... 続きをみる
来月の心臓血管外科学会で発表する内容です。 【はじめに】冠動脈バイパス術(以下、CABG)後に弁膜症等のための再手術を要する場合、胸骨再正中切開は開存しているグラフト損傷リスクがある。 【目的】冠動脈バイパスグラフト損傷回避を目的に側方開胸アプローチを行った3症例について、その妥当性、注意点、術中... 続きをみる
ターニケット = Tourniquetは、止血帯ともよばれる止血器具ですが、心臓血管外科手術では、送脱血管を留置したところを固定する道具として使用しています。挿入したカニューレの周囲に血液が漏れないように巾着縫合(Purse-string suture)を緊縛するためにこのターニケットを使用して... 続きをみる
急性の僧帽弁閉鎖不全症は緊急手術が必要になる場合があり。これは循環器診療に携わる医師であれば誰もが知っていることではありますが、では、どのような症例に対して実際に緊急手術が必要になるのでしょうか?施設によっては急性の僧帽弁閉鎖不全症は全例緊急手術が必要と教育している施設もあると聞いていますが、実... 続きをみる
蜜を(密を?)避けるために、病院内でもオンラインのカンファレンスが徐々に進みつつあります。 心臓血管外科の毎週のカンファレンスをズームで行うようになり、今週か横須賀市立市民病院の循環器内科、当院のICUのチームも参加していただけるようになってより、内容の濃いカンファレンスの必要性が出てきていま... 続きをみる
左小開胸アプローチからの冠動脈バイパス術、MICS-CABGは左内胸動脈を左前下行枝に吻合する1枝バイパス=MID-CABを基本に、それ以外の血行再建を追加して行うことで正中切開よりもかなり低侵襲で早期の回復、少ない合併症が期待できます。 通常、左第5肋間アプローチから心臓に到達しますが、この... 続きをみる
毎週木曜日循環器内科、心臓血管外科で症例のカンファレンスをしていますが、今年に入り、ズームを使用したオンラインカンファレンスに変更しています。オンラインカンファレンスでは、一カ所に集まる必要が無いので、世界中どこにいてもカンファレンスに参加出来ます。一回目はアメリカ留学中のドクターにも参加頂きま... 続きをみる
横須賀のタクシーは個人タクシーが多い印象です。高級車が多く乗り心地のいい個人タクシーですので、出来ればタクシーを乗るなら個人に、と思う人が多いと思いますが、その意味でも横須賀は住みやすい街と言えると思います。 約700台ある横須賀市内にあるタクシーのうち、個人タクシーは約270台だそうで、この... 続きをみる
心臓血管外科の専門医制度は外科専門医との二階建て構造になっており、外科専門医を取得してから心臓血管外科専門医を取得することになっており、その更新要件にも外科学会への参加は必須項目となっています。 とはいえ、外科学会のメジャーは消化器だったり、また他の外科系の診療科も多く参加するため、心臓血管外... 続きをみる
肺塞栓症は下肢や腹部の静脈内に出来た血栓が血流にのって肺に流れ着き、肺動脈を閉塞してしまう疾患です。 広範囲の肺動脈が閉塞してしまうと、左心系に血流が回らなくなり、心不全⇒ショックを起こします。また、肺での血液の酸素化が十分できないため低酸素血症を呈します。肺動脈圧が上昇するとともに... 続きをみる
左開胸の冠動脈バイパス術は縦隔炎や胸骨骨髄炎、創部の治癒障害が極めて少ないというメリットがあり、胸骨を切らないことで、術後の回復も極めて速い理想的です。左小開胸アプローチから、左内胸動脈と大伏在静脈、右内胸動脈、胃大網動脈との組み合わせで3枝以上の血行再建も可能で、筆者は最大4か所のバイパス作成... 続きをみる
横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では側方小開胸アプローチでの弁膜症手術、冠動脈バイパス術を積極的に採用し、心臓胸部大血管手術の約半数を対象にしておりますが、今までの経験の中で、この側方開胸アプローチ(MICS=低侵襲心臓手術)に合わない患者さんというのも存在します。 ひとつは肺が癒着して側方... 続きをみる
この飽食の時代、世界一のフードロスでもあるこの日本、特にお正月はごちそうを食べすぎてしまう、という傾向があるのではないでしょうか。体重も増加したり、血糖やコレステロールの数値も上昇しがちなので、特に注意が必要な季節です。 お正月、食べ過ぎてしまった人も、明日以後は控えめにするように気をつけてく... 続きをみる
弁膜症は予定手術を組んで手術をすることが多い疾患で、心不全で搬送されても、一時的に心不全を内科的な治療で軽快させ、その後に手術予定を組んで手術をすることが一般的です。 僧帽弁閉鎖不全症に関しても同様、一時的に人工呼吸管理が必要な状態となっても、Type2病変=僧帽弁逸脱による心不全の場合は通常... 続きをみる
とうとう東京の一日の感染者数が1000人を超え、神奈川県も500人をこえてしまいました。連日このスピードで指数関数的に増え続ければあっという間に社会は崩壊してしまいます。 とはいえ、年末のバラエティ番組や歌番組は、新型コロナウィルスを忘れさせるような内容でがっかりしました。紅白歌合戦は無観客で... 続きをみる
明けましておめでとうございます。本年も心臓血管外科の診療に関するコメントなどや横須賀の医療事情、生活などについて情報発信できればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。 今年は横須賀のカウントダウンはありませんでしたが、零時になった瞬間、横須賀湾内の船舶から大きな汽笛が鳴り、また遠く、横浜... 続きをみる
2020/12/30の横須賀から見える富士山 2020年はコロナウィルスで始まり、コロナウィルスで終わる一年でした。横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では直接新型コロナウィルス診療にかかわることはありませんでしたが、スタッフを横須賀市医師会のPCRセンターに派遣したり、病院の診療抑制に影響された... 続きをみる
横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では冠動脈バイパス術においても可能な症例は低侵襲アプローチを優先して採用しています。 左小開胸アプローチで、人工心肺を使用せず心拍動下に吻合するこの手術は特殊な専用の開胸器、攝子などの手術器具が必要です。最も導入しやすいのは、左冠動脈前下行枝の完全閉塞(CTO)... 続きをみる
消化管の手術では現在はほとんどの吻合が自動吻合器を使用して行われています。筆者が消化器外科医であった時代には自動吻合器が出現してもしばらくは手縫いの吻合との使い分けがされていましたが、その進化によりほぼすべてが自動吻合器となり、手縫いをする機会が少なくなっていると聞いています。 大動脈弁置換術... 続きをみる
新型コロナウィルスパンデミックの影響で心臓血管外科手術も件数が減少する中、横須賀市立うわまち病院心臓血管外科では大動脈弁置換術のみが大きく件数を増加させました。高齢化による患者数の増加もありますが、本年は特に大動脈弁置換術が増加しております。県内の他病院と違い、基本術式を右小開胸アプローチ(低侵... 続きをみる
2020年もあと2日で終わりになりました。今年は最初から新型コロナウィルスパンデミックに大きく影響された一年でした。学会などもほぼすべて中止、延期、またはオンライン開催となり、実際に学会らしいものとしては、岩手県雫石市で行われた心臓血管外科ウィンターセミナーが最後で、講演を頼まれていた北九州市で... 続きをみる
高齢化に伴い大動脈弁の病気は増加します。特に動脈硬化によって進行する大動脈弁狭窄症は高齢になるほど発生頻度が増加します。これに伴い、大動脈弁置換術の件数が増加し、より高齢者に対応した経カテーテル大動脈弁設置術=TAVI(Transcatheter Aortic Valve Implantatio... 続きをみる
急性大動脈解離に対して上行大動脈置換術などの緊急手術を実施され、救命された患者さんが、その後、徐々に大動脈基部が拡大して再手術が必要になることがあります。この場合の多くは大動脈基部再建術が必要になります。大動脈基部再建術は左右冠動脈、大動脈弁をそれぞれ再建する必要があり、万が一出血すると止血が難... 続きをみる
静脈に中心静脈カテーテルを留置しようとして、誤って動脈に留置してしまうという事例は時々見られます。単に抜去して圧迫して止血ができる場合も少なからずありますが、圧迫出来ない場所で不用意に抜去すると大量出血したり仮性動脈瘤を形成したりする危険もあります。場所によっては心臓血管外科医が手術室で抜去、血... 続きをみる
心臓血管外科カンファランスを横須賀市立うわまち病院内で毎週木曜日の8時から行っておりますが、昨今の新型コロナウィルスパンデミックを考慮して、12月に入ってからはZoomでのカンファレンスとしています。内容は手術報告、術前症例検討、その他の連絡に関してです。 Zoomでは、同じ院内にいながら同一... 続きをみる
https://medicalnote.jp/contents/180904-006-BX むくみ(浮腫)を主症状に心臓血管外科に紹介されてくる患者さんは少なくありません。 たしかに浮腫の専門家というものがかならずしもいないことが理由とは思います。 むくみの原因となる心臓や腎臓などの基礎疾患がない... 続きをみる
腕頭動脈損傷はまれな外傷です。というのも、腕頭動脈は胸壁に守られているので、損傷する可能性が低い場所と考えられているからですが、刺創などではまれにあり得ます。 ガラスでけがをした人が、実は小さい皮膚の刺創が腕頭動脈まで達していてショックになっている症例や、カテーテル挿入時に誤って腕頭動脈を穿刺し... 続きをみる
猛威を振るう新型コロナウィルスの病態として、特に重症化の指標として低酸素血症があり、これに対する酸素需要が多くなると重症と判定され、前後区でも現在500人以上の人が集中治療室で管理されています。特に神奈川県では軽症と判断され病院ではなく宿泊施設に滞在中の50代の患者さんが、急に亡くなったとの報道... 続きをみる
これだけ医療費が増加し、筆者が学生時代、年間の社会保障費が30兆円と言われていたのが、今はなんと43兆円だとか。これ、誰が負担するんですか?もちろん、利用者が負担しないと国が滅んでしまいます。残念ながら国家予算の4割も医療福祉に回してしまっては、国の発展性がその分、損なわれてしまうのは間違いあり... 続きをみる
急性大動脈解離の緊急手術を受け、救命された患者さんが、その後の人生を孤児のお世話をすることで社会貢献していることを聞いて、感動しました。 救ってもらった命を、他の人の為に使う、久しぶりに聞いた美しい話だと思いました。心臓血管外科医としてたくさんの命を救ってきた、と思うことがある反面、その救われ... 続きをみる
現在、新型コロナウィルスに関する心臓血管外科手術前の術前PCR検査は、入院手術する際には事前に全員実施しております。入院の2-4日前に実施していますが、主に唾液を患者さんにとってもらい、検査会社に提出して翌日結果が報告されます。唾液が十分出せない患者さんには、鼻咽頭から医師が採取しています。 ... 続きをみる
横須賀で最も庶民の味方をしてくれるお店、ミドボク = 緑の牧場は、三笠商店街の中にあります。隣のDAINA(大菜)と並んで、横須賀の救世主です!!この二店舗を回るだけで、あり得ないくらいたくさんの食材を大量に、しかも激安で手に入れることが出来ます。写真の投げ売り商品は、テレビでCMもしているスパゲ... 続きをみる
心臓血管外科領域で最もお金を持っていて影響力があるのは、何といっても人工弁を扱っている会社です。人工弁は特に最近は生体弁の使用が9割という現状で、人工弁が一つ100万円近くしますし、高齢化によってますます使用数が増加しています。最近は経カテーテル治療による大動脈弁設置術(TAVI=Transca... 続きをみる
坐骨動脈は坐骨神経に沿って走行する胎生期からの遺残動脈で、多くの人には生まれたときには退縮して、下肢の血流は外腸骨動脈から続く大腿動脈系に支配されていますが、坐骨動脈が遺残している場合は、この内腸骨動脈系の動脈が下肢血流を栄養し、大腿動脈は発達していません。 この坐骨動脈には動脈瘤が出来ること... 続きをみる
自己心膜によって大動脈弁尖を再建することで、人工弁置換しなくてすむ手術は、東邦大学大橋病院 心臓血管外科教授の尾崎重之先生によって考案された手術です。既に尾崎先生によって1300例以上の執刀が行われていて、その成績、長期予後も良好と言われています。自己心膜をグルタールアルデヒド処理し、尾崎先生の... 続きをみる
新型コロナウィルスパンデミックにより重症患者が増えるとICU管理が必要な患者さんが増加。これによって最も大きな影響を受ける診療科の一つは心臓血管外科です。ECMOといわれる人工心肺装置は、主に循環器の救急患者を救命するための装置です。循環器の救急を受けている施設や心臓血管外科を有する施設では必ず... 続きをみる
深部静脈血栓症は主に下肢の静脈に血栓をきたし、静脈の閉塞のために下肢がむくみます。足のむくむ病気の典型の一つです。この病態は、抗凝固療法などで徐々に血栓が溶解して血流が再開すると浮腫が軽快することがおおいのですが、実は浮腫が持続する患者さんが多くいます。これは、静脈起こしているときに、静脈弁が破... 続きをみる
心室中隔欠損症は、どの位置に存在するかによって、アプローチが違うため術前の詳細な手術プランの検討が必要です。超音波検査がもっとも有力な検査ツールであることは間違いありませんが、穴の正確な位置、弁など他の構造物との関係を評価するのには造影CTやMRIが有力な武器になります。 横須賀市立うわまち病... 続きをみる
横須賀市立うわまち病院は国立横須賀病院が横須賀市に移管されて生まれた公設民営の病院です。開設当初から循環器を中心とする救急疾患への対応に力を入れてきており、特に救急部を立ち上げ、さらには救命センターを開設して市民の救急対応にあたってきました。年間の救急車受け入れ台数は6000台で多くの患者さんの命... 続きをみる
脳虚血に関しては、人工血管置換術を行うことで脳の障害が悪化する可能性がありますので慎重に判断する必要があると思います。すでに不可逆的な脳の障害があり、この脳の状態が致命的な場合は手術適応なしと判断することがありますが、通常は心タンポナーデの解除、弓部分枝入口部の狭窄の解除などで生命を保存する必要... 続きをみる
腸管虚血を合併する急性大動脈解離に対するCentral Operationの妥当性について発表しています。 この発表について CentralOperationを行ったにもかかわらず、腸管虚血が残存し、下肢血流も不十分な症例に遭遇したことがあります。そのような症例の場合、先生であれば腸管の血管にバイ... 続きをみる
胸部外科学会関東甲信越地方会が東京の都市センター会館で行われました。横須賀市立うわまち病院からは、先天奇形に対する手術歴がある患者さんに発症した急性大動脈解離に対して、マルパーフュージョンから救うために緊急手術を行った症例報告を行いました。非常に難しい手術でしたが、やはりその難しい手術に対してどう... 続きをみる
心房中隔欠損症は先天性心疾患の中でも最も多い先天奇形の一つになりますが、この心房間短絡によって右心系の容量負荷がおこり、将来的に心不全や肺高血圧症を起こす病態です。 根治術はこの短絡孔を閉鎖することです。穴をふさぐだけなので手技としては比較的簡単といってもいいと思いますが、心臓を止めて治す手術... 続きをみる
黒むつのアラ煮を姿作りをお刺身で食べた後に作りましたが、なかなか美味でした。黒ムツ自体がスーパーで並ぶことは非常に珍しいと思いますが、これも新型コロナウィルスのパンデミックの影響です。
塩麹は肉を軟らかくする効果があるそうで、酵素の力だそうです。 ツキノワグマの赤ワイン煮込みに使ってみたら効果抜群で、もの凄く柔らかく煮込むことが出来ました。他に牛肉、豚肉、鶏肉でもなんでも特に柔らかくしたいものにはお勧めです!
MICS-AVRの導入と手技についてオンラインでレクチャーしました。動画がぎこちなかったので、最新のパソコンを買ったらスピードもあがってスムースでした。やはり新しいパソコンはそういった動画の配信などで威力を発揮しますね。これからはオンラインで会議や学会がますます増えると思います。
心不全患者さんが腎機能障害を伴っている、ということは、高齢者が心不全患者のMajorityとなっている昨今はしばしば遭遇します。心不全が原因で腎血流量が低下していて腎機能障害が起こっている場合は手術などで心不全を治すことで腎機能が回復する可能性もありますが、こうしたケースは稀です。 腎不全に対... 続きをみる
Trans-Abdominal MIDCABとは、右胃大網動脈(RGEA =Right Gastro-Epiploc Artery =胃の大弯側を走行する動脈)を上腹部の開腹によって剥離・採取し、その末梢側を、同じ視野から横隔膜にあけた穴から心臓下面にある右冠動脈領域(主に後下行枝=#4PD ... 続きをみる
心臓の弁膜に細菌がつく感染性心内膜炎は、心臓病の中でも重篤な疾患です。敗血症といって全身に細菌がばらまかれて広がり、多臓器不全を起こす、細菌塊が塞栓症を起こす、細菌塊が塞栓先で仮性動脈瘤を形成し破裂させる、弁膜の破壊によって弁逆流がおき、心不全になる、発熱・炎症の持続により体力が消耗するなど様々... 続きをみる
Bedside Manner = ベッドサイドマナーという言葉、日本ではあまり耳慣れない言葉ですが、アメリカでは非常に重要視されているものだそうです。翻訳を見ると、そのまま、患者に対する医師の態度、ということです。筆者が医学部で教育を受けたのはもう25年以上も前になるので、現在は変わっているかも... 続きをみる